紫外線対策、ビタミンD生成についての質問です。
カルシウム吸収には、運動と日光浴と言いますが、日焼け止めクリームやUVカットの洋服を身につけて外にでたら、
紫外線吸収率が悪いのではないか…と疑問に思いました。
若い頃から、しっかり日焼け止め対策をするのは、骨にとって危険ではないのでしょうか?
皮膚への悪影響を減らすことの方が重要なのでしょうか?
ご質問内容は理論的には正解です。ヒトの皮膚にはコレステロールの一種でビタミンD3の前駆体である7-デヒドロコレステロールが存在し、この物質は紫外線に当たることでビタミンD3に変化します。ビタミンD欠乏は、骨軟化症(くる病)を生じさせ、骨の痛みや、体重増加時には骨折などの症状を生じさせます。
しかし、因みに第6次改訂日本人の栄養所要量におけるビタミンD量は日光に全く当たらなくても不足しない量として示されています。普通に生活していれば大丈夫です。曇りの日でも60%から80%の紫外線は透過していますし。
それよりも、シミやそばかす、しわや皮膚がんの原因になる紫外線の被爆量を減らすことが第一です。
紫外線は皮膚の老化の大きな要因です。
0 件のコメント:
コメントを投稿